平成25年度町会活動の1年のあゆみ 1. 情報電子化の推進  (1)役員会開催連絡の電子メール化が期初よりスタートした。出欠確認から添付ファイルによる役員会資料の事前配布とペーパーレス化が可能になり役員会運営の効率化に大いに寄与した。役員レベルでは完全に定着したが組長会への展開が課題となった。  (2)情報伝達の迅速化と双方向コミュニケーションをめざし、一般町会員への電子メール一斉配信システムについてはメールアドレス登録の仕組み作りまで完了したが登録数が僅か28件と停滞。地道に積み上げていく大切さを学んだ。  (3)本牧一丁目東町会のホームページを立ち上げ、軌道にのせた。http://www.honmoku-east.com と云う独自ドメインのURLを取得しあらゆる機会にPRをした結果、訪問者数1887名、ヒット数9416回、5.09回/人(3/14現在)の結果となった。記事の本数も53本と週1回ペースで更新され、行政からは高く評価された。 2. イベントの活性化     主要行事(運動会、盆踊り、バス旅行、餅つき会、ゴルフ大会)への参加者を増やすための施策として参加者への花の小鉢プレゼントや抽選会をとりいれた。また主要行事の当日の広報車での町内巡回や組長さんによる町会員への声かけなどの強化をおこなった。餅つき会には235名、盆踊り延べ500名超と例年を大きく上回る参加があった。特筆すべき成果として第4南部連合町内会の運動会に29年ぶりに優勝した。事前の綿密な打ち合わせと出場者の選定など婦人部の果たす役割が大きかった。 3. 安全・安心のまちづくり  (1)防災マップを作成しホームページで公開したり町内消火器ボックス26基の設置・メンテナンスへの取り組みを評価され中消防署から出初式で町内と防災部長が表彰を受けた。防災設備への投資として災害時の非常用発電機1台を購入し(町内には計2台を保有する)みんなの畑で非常炊き出し訓練をおこなった。   (2)防犯活動 毎月第3木曜日の防犯パトロールを確実に実施し、歳末警戒には3日でのべ134名の町会員が参加した。また山手警察署と連携し振り込み詐欺講演会、犯罪抑止のための講演会の開催した。横浜市の協力で防犯灯のLED化を進めた。  (3)交通安全 毎月1日と15日(土日祝日除く)に学童通学路の交通安全指導・立会いを交通部員4名とボランティアさんで行っている。また大鳥小の「スクールゾーン協議会」に参加し大鳥小学校のPTAとの共同作業が円滑に行くように打ち合わせした。特に春秋の交通安全週間期間中は学童通学路の見守り・交通指導立会いを行った。本年度は2月に2度の大雪に見舞われ町内役員総出で雪かきをし、学童通学路の安全確保に努めた。 4. 快適な町づくり  (1)町を花で飾る活動を継続している。今期で設置プランターの数は58基となり年間3回の花の入れ替えを環境部主導で行った。本牧通りを花で飾る運動も大分定着してきた。  (2)みんなの畑 今年度で5年目を迎えるみんなの畑は毎日曜日午前10時から12時までを活動時間として本年度延べ457名の参加を得て野菜の植え付けを重点におき年間3回の収穫祭で本格的な野菜を楽しんだ。収穫祭のあと本牧通りの清掃作業を行うことにし延べ35名が参加した。  (3)ごみネットの設置 本年度は新たに3か所のごみネットの設置を行った。これで町内40か所に設置がされた。ルール違反のごみ出しを防ぐために早朝啓発活動をのべ7回にわたり実施しているが未だに問題が解決しない。  (4)資源リサイクル 町会員協力もあって毎月第1、第3水曜日に資源ごみを回収してきた。毎月のリサイクルで還元される費用を毎月掲示板とホームページに掲載し認識を高めてもらう様にした結果年間合計で207,014円の収入が得られた。なお中区3R夢推進大会において当環境部に対して中区長より表彰をうけた。 5. 福利厚生事業  (1)平成25年4月新入学(小学校)児童5名に対し町会からお祝いを渡した。本年度の大鳥小新入学児童の総数は97名であった。  (2)成人の日(平成26年1月12日)のお祝いを新成人7名に贈呈した。副会長、厚生部長が訪問の上で手渡した。  (3)敬老の日(9/15)のお祝いとして恒例の銘茶を203名のお年寄りに贈った。当日は雨の中厚生部、役員が手分けして高齢者の状況把握も兼ねて一軒一軒のお宅を訪問し、会話する事も出来有意義であった。 (4)認知症サポーター養成講座の開催。中区社会福祉協議会、本牧原ケアプラザ、第4南部元気づくり協議会保健福祉部会等の協力を得て認知症の方をサポートする立場からどのように接していくかを学んだ。  (5)保健推進活動 本年度当町内から若手3名の保健推進委員選出し第4南部福祉保健部会に於いて健康体操、体力測定などの活動を行った。 (7)民生委員・児童委員として本年度2名の委員を選出し独自の活動を承継。 (8)老人会への支援 あづま会は中区老人会連合会の傘下で独立した組織として活動しているが当町会のメンバーと多くが重複するのために町会からの補助金支給、町会役員のあづま会新年会への参加などの活動を行った。またあづま会の存続についてのアンケートの結果75%が存続を希望することが判明し毎月の例会が会員さんにとっては楽しみの一つであることを確認した。 6. 行政・上部団体との連携  (1)広報紙ならびに公的情報の配布 掲示 回覧を横浜市からの委託をうけて町会広報部がおこなっている。回覧の中身を吟味して纏めて配布のものと訃報など緊急を要するものとの選別をして配る人、閲覧する人の効率化をはかった。また公共性を名乗る通販などの宣伝資料は極力排除した。  (2)選挙管理委員会の委託を受けて投票所の立会人2名を2回の選挙に派遣した。  (3)第4地区南部連合町内会主催の研修会、防災訓練、防災講習会に参加した。  (4)大鳥小学校、本牧中学校との交流 当町会と最も密接な関係にある地域団体である2校の行事に役員を派遣し積極的に参加(卒業式、入学式、運動会など)。また校外活動を担う校外さんとの交流会を通じて就学児童を抱え、仕事と家事で最も多忙な年代層の意見を聞く機会を設けた。  (5)元気づくり協議会商店街活性化部会主催のハロウィーンフェスティバルに参加、当町会からも多数の協賛店の参加があり、今後一大イベントに発展する可能性がある。 7. 町会運営の組織と体制  (1)役員会 町会運営に関する最高決議機関として毎月第1金曜日の19;00〜21:00までスタッフを含めて15名のメンバーが集まり情報の伝達、運営について定例会議を行った。決定事項は議事録を発行し次回までレビューを行い徹底を図るようにした。その他祭礼準備と総会準備のために2回の臨時役員会を行った。  (2)組長会 町会活動の最小単位であり35組から構成される。年間4回の組長会と年1回の総会を開催した。毎年組長さんが交代(二年に一回原則)の組が出るので4月の組長会で紹介している。4月は町会費と日赤・共同募金会寄付の徴収、7月は祭礼準備、10月運動会準備 1月餅つき会準備が主な内容であった。その他組長さんには回覧板の回覧、訃報連絡、新加入申し込み、脱退連絡などの受付窓口となり町会運営の重要な役割をはたして頂いた。  (3)婦人部 自らの事業活動の他に各部が企画・実行する事業のすべてに関係し、縁の下の力としての重要な役割を果たしてきた。 8. 本牧神社祭礼 (1)本年度は本牧神社のお馬流しの祭事に積極的に参加しました。50年ぶりに復活なった木造祭礼船でのお馬流しはテレビにも紹介されました。祭礼委員会が中心となってお馬流し、パレードの参加など丘方の責任町会としての役割を立派に果たすことができました。平成25年度は当町会についてはかげ祭りということで神輿の渡行はありませんでしたが盆踊りを3日間にわたり開催し500名を超える参加者で賑わいました。また町会の皆様には多大のご寄付・寄進をいただき本当にありがとうございました。